プロフィール

  • 佐久間校長
  • 横浜翠陵中学校・高等学校
    校長 佐久間健一
  • 1949年、横浜生まれ。2008年4月より本校の校長に就任。テニス、読書(ジャンルは問わず)が趣味で、座右の銘は「冬来たりなば春遠からじ」。

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新しい翠陵のパイオニアに

2012/01/23(月)

寒い日が続いていますが、スポーツ界ではホットな話題がたくさんあります。

全日本卓球選手権の男女シングルスで、小学生たちが学生や社会人を相手に大健闘しました。

テニスの四大トーナメントの一つである全豪オープンで、錦織圭選手が男子シングルスでベスト16に進出しました。次の相手は、第6シードのツォンガ選手(フランス)です。強敵ですが、相性が良く2連勝していますので大いに期待が持てます。

大相撲では、エストニア出身の大関把瑠都関が14勝1敗で初優勝しました。

野球では、日本ハムのダルビッシュ有投手が史上最高額の契約でメジャーリーグのテキサス・レンジャーズに移籍しました。

本人の努力はもちろんですが、それぞれに新しい道を切り拓いてくれたパイオニアと言える先人がいます。

卓球では、今回13度目の挑戦で念願の全日本チャンピオンになった福原愛選手です。3歳9ヶ月から卓球を始め4歳でテレビに初登場し、負けると号泣する姿から“泣き虫愛ちゃん”と呼ばれました。数々の国際大会で活躍し、石川佳純選手もその後登場してきました。

男子テニスでシングルス世界ランク50位以内に入ったのが松岡修造選手です。錦織選手は、その松岡選手から直接指導も受けました。

大相撲で、東アジア以外の外国人力士の道を切り拓いたのがハワイ出身の高見山関です。1964年、東京オリンピックが開かれた年に入門しました。慣れない力士生活に苦労が絶えませんでしたが、親方がパスポートを預かっていたため帰国することができませんでした。厳しい稽古で涙を流し、その時に言ったといわれる「目から汗が出た」は名言となりました。16年、97場所にもわたる幕内在位は、当時の最長記録となりました。

日本人メジャーリーガーの道を切り拓いたのが野茂英雄投手です。1995年の1年目から速球とフォークボールで三振の山を築き、オールスターにも選出され先発のマウンドに立ちました。新人王、奪三振王を獲得したほか、1996年と2001年にはノーヒットノーランも達成しました。

翠陵は今年から共学になりました。

1986年の高校開校。

1999年の中学校開校。

そして、2011年の共学化は“翠陵の第3の開校”と言えます。

25年間培ってきたものをベースにしながら、その上に新しいものを積み上げていきたいと考えています。新しい文化を創造し、後に続く人たちに受け継いでいかなければなりません。

その新しい文化の創造の担い手が皆さんたちです。特に、今年入学した共学1期生である中学1年生と高校1年生の男子生徒には、大いに期待しています。

新しい翠陵のパイオニアとしての自覚と誇りを持ち、新文化の創造に進んで取り組んでいってください

2012/01/23 全校集会 | 個別ページ

充実した年に

2012/01/16(月)

今年の干支は、正式には壬辰(みずのえのたつ)と言います。

干支は、十干(じっかん)と十二支を組み合わせて言い表します

古い時代の中国の人たちは、この世の中のものは5つの物質が組み合わさってできていると考えました。木と火、土、金、水で、この5つの物質を合わせて五行(ごぎょう)と呼びました。

そして、五行をそれぞれ陰と陽の部分に分けて、陽の部分を「え」、陰の部分を「と」と呼びました。木の陽の部分を「きのえ」と呼び、「甲」の漢字を当てました。木の陰の部分を「きのと」と呼び、「乙」の漢字を当てました。以下、「ひのえ」「ひのと」「つちのえ」……と続き、それぞれに漢字を当てました。五行をそれぞれ陰と陽とに分けましたので、合わせると10となり、これを「十干」と呼びました。

十干と十二支の組み合わせですから、干支は全部で60通りの組み合わせになります。今年生まれた子どもは、60年後に再び自分の生まれた干支である壬辰の年を迎えます。そこで、60歳の誕生日の祝いを「還暦の祝い」と呼んでいます。

歴史上の出来事も、それが起きた年の干支を使って呼ぶことがあります。

「壬申の乱」、「戊辰戦争」、「辛亥革命」など、中学生も知っていると思います。

甲子園球場も、1924(大正13)年の甲子の年にできたところから名づけられました。

昨年11月、ブータン国王ご夫妻が来日されました。英語の国名はブータンですが、チベット語の正式な国名は「ドゥク・ユル」と言い、「雷龍の国」を意味し、国旗にも雷龍が描かれています。

ご夫妻は震災の被害地相馬市の桜丘小学校訪問し、子どもたちにこう語りかけました。

  君たちは龍を見たことあるかい? 私は見たことがあるよ。

  龍は私たち一人ひとりの中にいるんだよ。

  龍は自分の経験を食べて大きくなるんだ。だから年を重ねるほど強くなる。

  自分の龍を鍛え、感情などをコントロールすることが大切なんだ。

“震災の経験を乗り越え、大きくなってほしい”という国王ご夫妻の優しい心は、私たちに大きな感動を与えました。

次に、「三つ鱗(うろこ)」の家紋について紹介します。

鎌倉史跡めぐりをした中学2年生以上の人は、この三角形の家紋のことを良く知っていると思います。有名な北条氏の家紋です。

藤沢の江の島にこのような話が伝えられています。

政子の父北条時政は江の島の弁財天を厚く信仰し、子孫の繁栄を祈るため熱心にお参りをしていました。ある時、美しい女房姿をした龍が現われ、「そなたの子孫は栄華を誇ることになる。ただし、非道な行いがあれば家はたちまち滅びるので、よくよく気をつけなさい。」と告げました。

気がつくと、時政の手のひらには3枚の龍の鱗が残されていたそうです。その鱗を大事に持ち帰った時政は、北条家の家紋を「三つ鱗」と定めました。

鎌倉や江の島に行った時に、ちょっと気をつけて見てください。

年が明け、受験シーズンを迎えています。

この土曜日と日曜日に、大学入試センター試験が実施されました。昨日と今日の新聞に問題と解答が掲載されていますので、特に高校生は解いてみてください。高校1・2年生の段階でも解ける問題がたくさんあることに気がつくと思います。大学入試といっても特別な問題が出題されるわけではありません。授業と入試とは深く結びついています。毎日の授業を大切にして、実力アップを図ってください。

翠陵でも、先週の帰国生徒入試に続いて、次の日曜日に高校の推薦入試が行われます。

皆さんも、自分の中学入試、高校入試のことをよく覚えていると思います。大変だった反面、充実感もあったと思います。中学に入学したらこんなことをやってみたい、高校に入学したらこんな学校生活をしたいと期待もしていたと思います。

さて、今の自分を振り返ってみて、どうでしょう。受験当時思い描いていた学校生活が送れているでしょうか?受験シーズンを迎え、もう一度自分を振り返ってみてください。

希望に満ちた、充実した年になるよう期待しています。

2012/01/16 全校集会 | 個別ページ

堀井理事長がラジオに出演します。

2012/01/12(木)

堀井理事長がラジオ日本「今日は鶴蒔靖夫です」に出演します。(1月13日(金)午前11:30から11:50放送)

詳しくはこちらをご覧下さい。

http://www.in-tsushinsha.co.jp/cgi-local/interview/10/interview.cgi?

2012/01/12 | 個別ページ

新年を迎えて

2012/01/10(火)

新年明けましておめでとうございます。

一年の計は元旦にあり”。

昨年末の全校集会では、「新しい年の目標や抱負をしっかりと立ててください」という話をしました。その目標や抱負をいつも心に留め、充実した良い年になるよう努力してください。

高校3年生は明日から自由登校期間に入りますが、入学試験を控えている人もたくさんいます。一番気をつけなければいけないことは焦ることです。焦らず、自分のペースを守り、入試までの日々を有効に過ごしてください。次に気をつけなければいけないことは、健康管理です。入試当日に体調を崩してはせっかくの努力も無駄になってしまいます。栄養の摂取と必要な睡眠時間を確保してください。今年も鎌倉の荏柄天神に初詣に行き、皆さんの合格を祈願しました。皆さんの希望する進路が達成できるよう願っています。

また、すでに進路が決まっている人は、前にも話しましたが卒業までの期間を有意義に過ごすよう心掛けてください。入学する学校から入学前の学習課題を受け取っている人もいるはずです。多くの大学では新入生の学力低下が問題になっています。入学後、改めて高校時代の学習内容を補習する大学もかなりあるようです。

大学などへの進学が皆さんのゴールではありません。入学までの期間を入学後の勉強に備えた学習の時間に充ててください。また、たくさんの本を読み教養を高めるよう心掛けてください。

次に他の学年の皆さんにお話します。

前回の全校集会では、冬季休業中の心得について話しました。

「社会性を身につけよう」という話をしましたが、きちんと身につけられましたか?

今日から1月の授業が始まりました。校外生活で心掛けなければいけないことと同じように、学校生活でも心掛けなければいけないことがあります。学校はたくさんの人が一緒に生活している場ですから、他の人の迷惑になることは慎み、共同で使用するものは大事に使わなければいけません。

皆さんの昨年の様子を振り返り、改めてほしいことをいくつか挙げます。

・朝家を出るときにもう一度制服の着方をチェックしてください。制服は翠陵の顔です。

・たくさんの人が乗れるようにバスに乗ったら奥まで詰めてください。そして、車内の会話などのマナーにも気をつけてください。また、通学路の片側歩行にも注意しましょう。

・教室内の私物の整理ができていない人もいました。翠陵は移動教室が多いので、他の人が使いやすいように気を配ってください。

・ロッカーの扉の開閉は丁寧に行ってください。今使っているロッカーは、来年度は別な人が使用します。新しいロッカーなのに、すでに扉が歪んでいるものがあります。

・掃除をする人の苦労を考え、外の泥を校舎内に持ち込まないように気をつけてください。

・外部の方に会ったときは、ていねいに挨拶できるようにしましょう。

他にもありますが、たくさんの人たちが気持ちよく学校生活を送れるようにするにはどうしたら良いのか、その都度判断し実行できる人になってください。

新しい年がスタートしました。

心機一転、新鮮な気持ちで臨んでください。

充実した一年になるよう皆さんの頑張りを期待します。

2012/01/10 全校集会 | 個別ページ

自主的な生活を

2011/12/24(土)

明日から冬季休業に入ります。

冬季休業中に関する各種のプリントが配布されています。よく読んでから保護者の方に渡してください。

冬の他にも春と夏に長期休業が設けられています。学校のスケジュールや気候の関係でそれぞれの休業の意味に違いがありますが、どの休業にも共通することは、学校がお休みでも自分一人で自主的な生活が送れるようにするという目的があります。

自主的な生活の最初は、学習についてです。

高校3年生は多くの人が受験を控えています。努力すればこの1ヶ月で自分を大きく変えることが可能です。人間、いざと言う時には自分でも信じられないパワーを発揮するものです。焦ることなく、最後まで努力を惜しまず、目標の達成を図ってください。

すでに進路が決まっている人にお話します。18歳という年齢は、世界的には大人として扱われています。自分が、大人の仲間入りができる存在かどうか振り返ってみてください。卒業までの時間を有効に活用して、たくさんの本を読むなどして大人としての教養、知性を身につけてください。

高校2年生以下の皆さんは、「冬季休業中の学習について」のプリントが配布されていますが、指示されている以外のことにも進んで取り組み、1月10日の実力養成試験にしっかりと備えてください。

次に、生活面についてです。

今年の漢字は、「絆」に決まりました。

今回の東日本大震災で、改めてたくさんの人たちとの繋がりの大切さを教わりました。

人は一人では生きていくことができません。大勢の人たちと交わり、助け合いながら生活しています。いつも、大勢の人たちが気持ちよく安心して暮らせるように心掛けなければいけません。

皆さんには、この休業を利用し社会性をさらに養ってほしいと思っています。

社会性とは、どうしたら大勢の人たちが気持ちよく安心して生活できるかということに目を向け、行動することを指しています。

どういう行動が社会性を持った行動なのか判断に迷ったら、次のように考えてください。

“どうすれば相手の人に喜んでもらえるのか”

“自分だったらどうしてもらいたいのか”

社会性を持った適切な行動がとれるよう、この休業を利用して実際に学んでください。

さて、適切な行動がとれるようにすることの他に、この年末・年始に行われるさまざまな行事や慣習のいわれなどについて知ることも“社会性を身につける”ことの一つです。

年中行事や社会的慣習は、その国や地域の人たちがより良く生きるための知恵として、あるいはこうありたいという願いをこめて創り出したもので、長い年月をかけて受け継がれてきたものです。

いくつか例を挙げます。

  ・年賀状にはよく干支が登場します。来年の干支は辰ですが、正確には壬辰(みずのえのたつ)といいます。干支とは何でしょう。

  ・除夜の鐘は何回つきますか。

  ・なぜ大晦日に年越しそばを食べるのでしょう。

  ・凧揚げや羽根突きといったお正月の遊びにはどんな意味があるのでしょう。

  ・お節料理の代表的なものに、黒豆、数の子、ごまめ、きんとん、たたきごぼう、伊達巻き、昆布巻き、蓮根、えび、紅白なます などがありますが、それぞれどんな意味が込められているのでしょう。

  ・「犬も歩けば棒に当たる」から始まる“犬棒かるた”には、よく使われることわざがでてきますが、その意味を知っていますか。

 他にも、お供え餅やしめ縄、門松、初夢、破魔矢などいろいろあります。

私たちは、私たちの祖先が長い年月をかけて創り上げてきた日本の伝統的な文化を継承し、次の世代にバトンタッチをするという役割を担っています。

年末・年始の主な行事や慣習について調べたり、家の人たちに教えてもらったりしてください。

最後になります。

“一年の計は元旦にあり”と言います。

「チャレンジノート」の1月最初のページには、皆さんの新しい抱負、目標について記載してください。

新しい希望を胸に、皆さんが元気良く1月10日に登校してくれることを期待しています

2011/12/24 全校集会 | 個別ページ

豊かな感性

2011/12/19(月)

今朝は今年一番の寒さでした。

寒さが厳しくなると布団から出るのが惜しくなったり、外に出るのが億劫になったりします。

そんな時に、ちょっとした冬の楽しみを持っていると少しは気持ちが安らぎます。例えば、毎日の手袋やマフラーを選ぶのを楽しみにしているでも良いと思います。

先生は藤沢から通っていますが、富士山が良く見える場所が通勤途中にいくつかあります。富士山の美しい雪景色を見るのを冬の楽しみにしています。

今年も残りあとわずかになりました。一年を振り返るさまざまな企画が行われています。

今年の流行語大賞は、「なでしこジャパン」に決まりました。

今年の漢字は、「絆」になりました。

先生が毎年楽しみにしているのが、創作四字熟語です。10の優秀作品が発表されました。

審査員の歌人俵万智さんのコメントを紹介します。

  漢字のよさは、ひと目で意味がわかり、凝縮した内容が伝わるところ。たった四つの文字で、きらりと世相を切り取った数々の作品を、今年も堪能しました。

  明るいニュースが少なかったなか、「才足兼美」のなでしこジャパンの活躍は、ほんとうに多くの希望をくれました。「熟年差婚」は、「熟年離婚」という新しい四字熟語からの、さらなる発展形として印象に残ります。

  「年々宰宰」「舌禍繚乱」「金価雀躍」は、もとの四字熟語との意味の響きあいが面白く、逆に「天威無法」「帰路騒然」は、もとの意味との落差に胸が痛みました。「電考節夏」は、標語にしたいほどの出来栄え。

  「愛円義援」「一松懸命」。解説のいらないこの二作品に、多くの人が頷くことでしょう。

改めて、作者のセンスの良さ、感性の鋭さを感じています。

皆さんは、四季折々の美しい景色を毎日教室の窓から眺めながら学校生活を送っています。自然な形で寛大な心、豊かな感性が養われていると思っています。

翠陵生の感性の豊かさを紹介します。

神奈川新聞社主催のジュニア短歌・俳句・川柳大賞に今年も入選者がでました

中学1年の木下颯也君の短歌です。

  夏風にいなかで帽子を飛ばされて魚といっしょにながれていった

中学2年の市川ひなのさんの俳句です。

日焼け跡夏の部活の努力跡

わずか31文字と17文字の作品ですが、すぐにその情景が鮮明に浮かんでくる中学生らしい作品だと思います。

次に、秋の情景を描いた文を紹介します。

国語の課題で、お題は「窓から見える風景」です。

 ・紅葉はたくさんの色がある。赤・オレンジ・黄、言い表せない色もある。それは、人間の心を表しているようだ。

 ・秋の気配がする。人の気持ちは紅葉のようだ。紅葉たちはそれぞれ異なった色をしている。それはまるで、自分らしく静かに自分を主張していいと諭してくれているみたいだ。秋は何か変わろうとする季節。変わる気持ち。だけど、人には譲れない何かを持てと見守ってくれる秋。

 ・おなかの空いた4時間目に見ると、紅葉が食べ物に見えてくる。銀杏はカール、紅い葉はカラムーチョに見え、その周りにはブロッコリーが。翠陵の森はごちそうだ。

これからさらに寒さが厳しくなります。

皆さんは、冬ならではの楽しみを味わうと共に、豊かな感性を大いに働かせてください

2011/12/19 全校集会 | 個別ページ

挨拶

2011/12/12(月)

今、新しく事務にお勤めになった江藤さんから挨拶をしていただきました。

今日は、挨拶についてお話します。

朝、校門で副校長先生と交替で皆さんと挨拶を交わしています。

大きい声で挨拶を返してくれる人もいれば、黙って会釈をするだけの人もいます。

最近寒さが急に増してきたせいか、大きい声で挨拶をする人が減ったように感じています。

「お早うございます」「こんにちは」「こんばんは」。

「行ってきます」「ただいま」「お帰りなさい」。

「さようなら」「また明日」。

私たちは日頃さまざまな挨拶を交わしていますが、自分の気持ちを相手に伝えることが挨拶の目的ですからはっきりと言葉にして言うことが基本です。

しっかりとした挨拶ができる人になってください。

先日、卒業生から挨拶状が送られてきました。

14期の卒業生で、翠陵高校卒業後は難関として知られる宝塚音楽学校に進学しました。

音楽学校卒業と同時に、念願の宝塚歌劇団に入団し2004年4月に初舞台を踏みました。

その後花組に配属され、夏城らんかの名前でこの秋に退団するまで8年間に渡って男役として数多くの舞台に立ち活躍してきました。

挨拶状の文面には、こう書かれています。

  宝塚の舞台はいつもキラキラ輝いていて、私を何度も奮い立たせてくれました。

  演じる事の喜びを知り、少しでもこの気持ちが皆様の心に届く様にと演じてきましたが、私がいつも皆様から勇気を頂き、前を向いて走り続ける事ができました。

  男役 夏城らんかとして生きられた事を誇りに思うと共に、感謝の気持ちでいっぱいです。

  心から、本当にありがとうございました。

夢に挑戦し、夢を実現し、充実した日々を送った夏城らんかさんに大きな拍手を贈りたいと思います。

皆さんも夏城さんを見習い、自分の夢に向かって積極的に挑戦していってください

2011/12/12 全校集会 | 個別ページ

教員採用情報(専任教諭・非常勤講師)を更新しました

2011/12/01(木)

専任教諭・非常勤講師の採用情報を更新しました。

募集要項は、
ホームページ→採用情報
またはhttp://www.suiryo.ed.jp/recruit/index.html
を御覧下さい。

2011/12/01 その他 | 個別ページ

友好の輪

2011/11/28(月)

先週に続いて海外姉妹校の紹介をします。

上海市第三女子中学との友好校提携の5年後に、メキシコの日本メキシコ学院、そしてアメリカのセント・ポール女学院と姉妹校提携を行いました。

メキシコシティにある日本メキシコ学院は、現地ではLiceo(リセオ)と呼ばれています。翠陵の開校当時から毎年のようにホームステイの受け入れをしてきたことがきっかけで、1993年6月に姉妹校提携をしました。

1977年に創立された同校は、日本人とメキシコ人の生徒が一緒に通うたいへん珍しい学校です。海外生活をしている日本人が多い都市には日本人学校が設立されていますが、授業が終わると真っ直ぐに家に帰り、任期が終わると日本に帰国してしまいます。せっかく海外生活をしているのに、現地の子どもたちとの交流の機会が無いのはとても勿体ないことでした。1974年の田中角栄首相のメキシコ訪問が契機となり、メキシコシティに日本人とメキシコ人の子どもが一緒に通える学校を設立することが実現しました。

翠陵は、Liceoのメキシコ人生徒が通うメキシコ・コースと姉妹校提携を行っています。Liceoは、メキシコを訪れる日本の政財界の人たちが必ず訪問する学校としても知られています。2006年3月、翠陵生がLiceoを訪問している時に皇太子殿下が同校を訪れ、一緒に記念撮影をしたこともありました。

メリーランド州のボルティモア近郊にあるセント・ポール女学院とは、神奈川県とメリーランド州が姉妹県州の関係にあることから、神奈川県の協力を得ながら1993年11月に姉妹校提携を行いました。1959年に設立された同校に隣接して、1849年創立のセント・ポールというボーイズスクールがあり、高校3年生は一緒に授業を受けたりしています。両校ともにラクロスの強豪校としても知られています。授業はどの科目も少人数で実施され、女子校ですが理数系の科目にも重きが置かれています。

著名人の子女も数多く通っています。提携した頃は、大リーグボルティモア・オリオールズのカル・リプケン選手の子どもたちも通っていました。リプケン選手は2632試合連続出場の記録を持つ有名選手で、“鉄人”と賞賛されています。今月、日本に来日し各地で野球教室を開催しました。震災で被害を受けた岩手県の大船渡市には、“日本の鉄人”衣笠選手と一緒に訪れました。

もう一人紹介します。提携後まもなくメリーランド州副知事となったキャサリン・ケネディ・タウンゼント女史の子どもたちも通っていました。ミドルネームのケネディで分かるように、ケネディ家のお一人です。ケネディ家の長男ジョンは大統領となり、弟のロバートは司法長官を務めました。そのロバート・ケネディ司法長官の長女がキャサリン女史です。

Liceoとセント・ポール女学院は、数年前から短期の交換留学制度をスタートさせました。翠陵との交流がきっかけとなって、友好の輪がさらに大きく拡がっていることをたいへん嬉しく思っています。

2011/11/28 全校集会 | 個別ページ

上海市第三女子中学

2011/11/21(月)

NHKBSプレミアムで、“シリーズ 辛亥革命100年”という番組が今日から3夜連続で放送されます。中国では、辛亥革命によって清王朝に代わり中華民国が1912年に成立しました。革命が始まった1911年の干支である辛亥にちなんで名付けられました。

今夜の第1回のタイトルが、“孫文 革命を支えた日本人”。

22日の第2回が、“ラストエンペラー 真実の溥儀”。

23日の第3回が、“蒋介石 秘められた対日戦略”です。

本校の海外友好校である上海市第三女子中学と関係ある人物がこの中にいます。

中国の人たちが“国父”と呼んでいる、辛亥革命の指導者孫文の夫人となったのが宋慶齢女史。中華民国成立後、病気で亡くなった孫文の後を継いだのが蒋介石で、その夫人となったのが妹の宋美齢女史です。2人とも上海市第三女子中学の卒業生で、中国の近現代史に大きな足跡を残しました。

翠陵は今年開校26年目を迎えましたが、開校当時2つのことの実施を目指しました。1つは高校2年生の夏季休業を利用して行う海外教育研修で、1期生から予定通り開始し現在は3つのプログラムが実施されています。もう1つは、海外の同年代の人たちとの交流を目的とした海外姉妹校交流です。当時は国際交流というと一般的に欧米に目が向きがちでしたが、翠陵では最初はアジアの国、それも横浜と関係の深い都市の学校との交流を目指しました。日本と中国は日中戦争・太平洋戦争以降国交が途絶えていましたが、1972年田中角栄首相が中国を訪問し、「日中共同声明」に調印して国交が再開しました。翌年、横浜市はいち早く上海市と友好都市提携を行いました。

1988年、横浜・上海友好都市提携15周年記念事業の一つとして、両市の協力を得ながら翠陵と上海市第三女子中学との友好校提携が実現しました。翠陵が開校してわずか3年目のことでした。創立97年目を迎えていた上海きっての名門校とよく友好校提携ができたと今更ながら驚いています。

同校は長い歴史の中で多くの著名人を輩出していますが、中でも中国の人なら誰でも知っている“宋三姉妹”が特に有名です。「宋家の三姉妹」という映画も製作されています。長女の宋靄齢女史は浙江財閥の当主孔祥熙夫人、次女の宋慶齢女史は孫文夫人、三女の宋美齢女史は蒋介石夫人となりました。同校は来年創立120周年を迎えます。交換留学を始めとするさまざまな交流が今後も引き続いて行われます。このような名門校の生徒の皆さんと交流できる機会は、他の学校にはほとんどありません。皆さんは、これらの交流に積極的に参加し、友情を育むとともに国際的な視野の拡大を大いに図っていってください

2011/11/21 全校集会 | 個別ページ